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某競馬サイトの幹部が、毎週の出来事をお送りするブログ。馬券に直結する話もあり必見!!
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1月10日(土) 1回中京1日7R 4歳上500万下 ダ1000m 発走13:20

【!危険!】マイティーキラー 牡6歳 鮫島良 栗・宮厩舎
前走の福島500万下では発馬直後に躓き、後方からの競馬。直線に向くと豪快な末脚を繰り出し、勝ったメイスンシンデレラに2馬身1/2差まで詰め寄り、力のあるところを見せた。1000mでは堅実な走りを見せており、約2カ月ぶりの実戦も乗り込み十分とくれば、人気は有に想像できる。だが、これを鵜呑みにしていいものなのだろうか?

 我々の現段階での見解はこうだ。前走2着は、新たな一面が出た訳ではなく、あくまでも展開が嵌ったもの。モマれ弱い面を持っている馬で、スタートで躓いたことが結果的に幸いした格好。しかも、中京コースは8戦を消化して3着2回のみと、相性が宜しくないだけに、信頼の置ける人気馬とは言い難い。16頭の多頭数、陣営が何らかの策を講じない限り、浮上の余地はないと見ている。

 週末に情報筋から送られてくる極秘情報待ちとなっているが、この馬が危険な人気馬=デンジャラスホースに指名される可能性は十分にある。

【激走!!】オウシュウバラッド 牡4歳 中舘 栗・柴田光厩舎
前走は久々の中京1000m戦。道中は先行する2頭から離された3番手を追走し、直線で外に出してからは渋太く伸びて、勝ち馬とタイム差なしの2着と入線。中京1000mはこれで【1-3-0-1】の成績となり、コース巧者ぶりを見せつけた。この中間も順調に調整を消化し、最終追いでは軽快な脚捌きで出来の良さは歴然。鞍上にローカル男・中舘Jを起用していることからも、陣営が勝負を駆けてきているのは明らか。今回ばかりは無視できない存在だ!!

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 08年のホース・オブ・ザ・イヤーが決定した。年度代表馬には安田記念、天皇賞・秋を制したウオッカが選出された。牝馬の年度代表馬はエアグルーヴ以来11年ぶり2度目となる。ウオッカは今年も現役続行で、ドバイデューティーフリー(3月28日、芝1777m)を目標に調整が進んでおり、初の海外GI制覇を期待したいものだ。

 世界的な不況で、派遣切りなどの問題がニュースで取りざたされているが、競馬界にもその波は押し寄せている。廃業に近い形で、競馬会より「引退勧告」が出されている厩舎の名前が情報筋より届いた。1995年に調教師免許を取得し、ここまで通算55勝を挙げている美浦所属の■■厩舎だ。重賞勝ち馬も出している厩舎で、開業2年目は10勝を挙げるも、08年が3勝、07年~05年までわずか1勝という成績。管理馬も現在は10頭程度で、厩舎の経営自体が成り立っていない。厩舎もひとつの会社で、優勝劣敗の世界で成績が残せないようでは…。不況による馬主の減少が影響しているのは、間違いないが…。

 リーマン破綻が引き金になり、世界的な恐慌へと突入した。情報筋によると、日本の馬主の中に「連絡が取れなくなった」という人もいるらしい。競馬を支えるのは、馬を買って走らせる馬主がいてこそ。ただでさえ、社台グループのひとり勝ち状態が続いており、零細馬主、零細牧場には苦しい時代となっている。不況に強いギャンブルと言われているが、屋台骨が揺らげば…。日本の競馬も深刻な状況に陥る可能性は大きい。

 と、暗い話題ばかりだと気が滅入ってしまうので…。

 心温まる光景をひとつ。

 去る1月4日に、06年のダービー馬メイショウサムソンの引退が式が京都競馬場で行われた。中山競馬場でも場内テレビで放映され、それを見ていた某調教師と、某記者のやり取り。

 某記者「あれ?サムソンに乗ってるの、石橋さんだ。ユタカ(武豊)は引退式があるから、中山来れないって言ってたはずなのに…。マネージャーがスケジュールを把握してなかったんだな…」

 某調教師「あれ?ユタカが立ってる。あぁ~、競馬と一緒だ。途中で乗り替わるんだ」

 某記者「石橋さんも、引退式にこうやって乗れて良かったんじゃないのかな」

 某調教師「何か余計、惨めなような気がするんだけど…(笑)」

 某記者「まぁ、石橋さんはそれでも喜ぶタイプだし」

 某調教師「サムソンのダービーの時は『競馬って分かんないな…』って正直思ったよ。同期の中で一番下手だったのが石橋で、一番上手かったのが善臣。その善臣がアドマイヤメインに乗って追い負けるんだからね…」

 いつもはひとりポツンと検量室前で座っていることの多い某調教師。この時ばかりは、いつも以上に笑顔で、饒舌になっていた。これも騎手時代の石橋を良く知っているからこそ。その当時の思い出が蘇ってきたに違いない。某調教師も元騎手で、石橋、善臣と同期だったのだ…。少しだけ心が温まった瞬間だった。

◆阪神12R 3歳上1000万下 ダ1200m 発走16:20

【!危険!】ブラックティー 牝4歳 幸 栗・柴田見厩舎

 500万の芝では頭打ちと判断するや否や、3走前からダートに切り替えたブラックティー。稽古でも手綱を取り、感触を掴んでいた浜中Jが騎乗して、2着テイエムヨカドー以下に7馬身差を付ける圧勝劇。「ダートは走る」と浜中Jもダート適性の高さを買っていたのだが…。ダート2戦目もその浜中を起用して、勝ちに行ったが15着と惨敗。3戦目はデムーロで巻き返しを期しすも7着と敗退。ともに2番人気の支持を受けており、2戦連続で不名誉な“危険な人気馬”となってしまった。

 だが、ダート初戦の勝ちっぷり、「ダートは走る」と適性を高く評価している浜中Jの話からも、ここでバッサリ斬り捨てるという訳にはいかない。

 前走後に関係者や情報筋から送られてくる情報を精査して、この馬が好走するには、いくつかの必須条件があることが判明した。それをクリアしないことには、上がり目はない。出走メンバーも決まり、あとは枠順確定を待つのみ。関係者や情報筋から送られてくる情報から、必須条件をクリアしていると判断できれば、晴れて危険馬回避となるが、万が一、ひとつでも欠けてしまうと、ここ2戦同様に馬群に消えてしまう可能性は非常に高い…。

【激走】リリーハーバー 牡4歳 池添 栗・池添厩舎
デビュー以来、芝を使われていたが、今年1月からダート路線に変更。ここから、前走までダートで7戦を消化して【2-2-2-1】の成績を収め、巧者ぶりを存分にアピールしている。前走は逃げた馬が1、2着の完全な前残りの展開。それでも好位から差を詰めていたのは高く評価でき、このクラスでも勝ち負けできる力があるのを証明した。前走後も順調に調整を消化しており、調教を見る限りデキが良いのは明らか。ダートで素質開花させたリリーハーバーが、08年を締めくくる一戦に選んだのがこのレース。情報筋から送られてくる情報次第では◎抜擢もあり得る。

 関係者の談笑の中にも、馬券になる話が盛り込まれている。

 今回は有馬記念に出走を予定しているアノ馬の話。

 12月13日の中山競馬場でのこと。

 某グループの総帥「○○○○○○○○○は『ステイヤーズSを使おうか?』なんて言っていたのに、まさか勝つとはねぇ~」

 某調教師S「ホント、使ってみるものですね(笑)」

 某グループの妻「●●●●●のパーティーに出られるだけで嬉しい、なんて言ってたのにねえ(笑)。やっぱ必要なのは勢いよ。最後はノリよ!!ノリ!!」

 ノリで●●●●●を勝つとは…まぁ、リップサービスではあるが、勢いはやはり怖い。

 そして、隣にいた某馬主が、この某調教師Sのことをこう評していたのに、感銘を受けた。

 「純粋に馬に惚れちゃうタイプが某調教師S」

 馬の能力に心底惚れこみ、純粋に馬を仕上げることに尽くす某調教師S。某グループの妻は軽く「ノリ!!」とは言っているが、某調教師Sだけは、密かに「勝てるのでは?」と思っていたに違いない。それくらい、あの時のデキは光っていた。◎とまではいかなかったが、当サイトでも警戒が必要ということで印を打っていた。競馬に打ち込む真摯な姿勢が、いきなり●●●●●を勝つという離れ業に繋がったのは確かだ。

 「何事にも一生懸命さは必要」私自身にも言い聞かせて、その場を後にした…。

 2008年を締めくくる大一番「第53回有馬記念」。関係者の思惑が渦巻くGIで、一筋縄では収まりそうにない。ただ、当サイトでは、すでに情報を握っている。この有馬記念は「1点」で勝負を賭ける!!そのうちの1頭が、上記に挙げた馬かもしれない…。

 先週行われた2歳女王決定戦、第60回阪神ジュベナイルFは、1番人気に支持されたブエナビスタが勝利し、母ビワハイジとの母子制覇となった。関係者は「問題はどんな勝ち方をするのか、だけ」と話していたが、それくらい高く評価されている馬だった。直線での脚色は他馬と比べ物にならないくらいで、3冠ロードもこの馬で決まりと思わせるような圧勝劇。今後も注目していきたい。

 そして今週は2歳牡、セン馬の王者決定戦、第60回朝日杯FSが行われる。過去10年の優勝馬が、前走どのレースを走っていたかを調べると傾向が顕著に出ている。<br><br>
 面白いことに、99年から2年連続での周期となっている。これでいくと05、06年が東スポ杯2歳S、そして昨年も同じく東スポ杯であるため、今年も東スポ杯という周期になる。しかも、1~2番人気に支持され3着以内に入線している馬というのが条件。可能性が高いのは1番人気で2着に敗れたブレイクランアウトか。2番人気のダノンカモンは4着に敗れており、こちらはなし。あくまでも前走の傾向から出たものであって、内部情報とは一切関係ないので悪しからず。

 93年のナリタブライアン以降、このレースを優勝して、後にダービー馬に輝いた馬は皆無。そろそろ出てきてもおかしくはないのだが、これも路線整備されたことによるものが大きいのだろう。

 この朝日杯FSで思い出深い1頭がいる。92年の勝ち馬エルウェーウィン。新馬→京都3歳Sからの臨戦過程で、この2戦は岸騎手が手綱を取っていたが、もう1頭のお手馬ビワハヤヒデを選択し、南井に乗り替わり。レースではそのビワハヤヒデをハナ差抑えて勝利し、見事にGI戴冠。だが、その後は2、3着はあるものの勝ち星を挙げることができず、人々の記憶から消えていくことになる。そして…7歳となったアルゼンチン共和国杯。再度、岸→南井へ乗り替わりで、渾身の一撃を繰り出す。単勝50倍の14番人気の低評価を覆して、実に4年ぶりの美酒。これには正直驚いた。人間と同じく、競走馬は年を追うごとに老いていくもの。3歳時から走っていた馬で、近走の成績からも「終わっていたはず」の馬なのに…。競走馬は、時に関係者の思いも寄らぬ力を発揮するケースがあるが、それには何らかの要素が絡んでいるのは確か。ここに至るまでの臨戦過程や、陣営がどういう意図で使っているのかを明確にすることにより、取捨判断ができるのではないか。岸→南井への乗り替わりに、陣営の何らかの思惑があったのは間違いない。これら不透明な部分を明らかにするのが“情報競馬”のルーツ。一介の予想家や、指数などでは判別できないものが“情報”なのだ。

 さて、この92年の朝日杯で1番人気に支持されたビワハヤヒデ。晩年での岡部幸雄とのコンビが目立っているため、意外に忘れられていることがある。新馬から共同通信杯までの5戦は岸とのコンビ、若葉Sから、実質上の引退戦となった94年の天皇賞・秋までが岡部騎手とのコンビだったという点。成績を見ていて「そうだった…」と当時のことを思い出す。薄れゆく記憶に“老化現象”をひしひしと感じてしまう、今日この頃である…(苦笑)



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