6月6日 消えた危険な人気馬の真実は？

◆6月6日 東京2R 3歳未勝利 ダ1600m
【!危険!】12番マルターズデライト　牡3歳　武豊　美・堀井
1番人気(単勝1.5倍)→7着
前走の未勝利は、勝ち馬と着差は僅かクビ差。連戦続きで、前走後はさすがに疲れが出たと陣営も証言している。最終追いで古馬500万と併せ馬を行い、絶好の手応えで難なく先着を果たし、51秒6、ラスト1F11秒8の好時計をマーク。傍目には仕上がり万全と思われたが…レース当日の馬体重はプラス6キロ。「調教では緩めていない」と堀井師は話しているものの、プラス6キロを見れば楽をさせていたのは一目瞭然。今回ばかりは、単勝1.5倍と断然の1番人気に支持されるほどの仕上がりにはなかった…。

3連単⇒122,000円
（ダート初戦の前走で適性を見せていた5番人気ヒシパーフェクトが勝利。2番人気アシュラオーが2着、4番人気シルククレヴァーが3着と入線して、3連単は12万馬券となった）

◆6月6日 東京6R 3歳500万下 芝1600m
【!危険!】1番メイウインド　牝3歳　後藤浩　美・松山康
1番人気(単勝2.1倍)→10着
昇級初戦の前走で、いきなり2着してみせたメイウインド。クラス上位の力を持っているのは明らかで、ここでも1番人気に支持された。だが、2戦ともにスタートで後手を踏んでいるように、ゲート難のある馬。雨の影響で脚抜きの良い馬場となり、後方から競馬を進めるこの馬にとっては、大きなマイナス材料であったのは確か。しかも、手綱を取った後藤浩Jが「返し馬の段階から、ひどくノメっていて、厳しいと思っていました…」と話しているように、道悪は良くないタイプというのも露呈してしまった。

馬連⇒12,910円、3連単⇒2,197,150円
（落ち着きがあり、モマれずスムーズな競馬ができた9番人気ナンヨークイーンが、3番人気オルトリンデの追撃をクビ差抑えて勝利。3着には2番手追走から粘った12番人気ダブルフレーバーが入線して、馬連万馬券、3連単は219万馬券と大波乱）

◆6月6日 中京2R 3歳未勝利 芝1200m
【!危険!】8番オートクチュール　牝3歳　川田　栗・加用
1番人気(単勝3.6倍)→16着
前走はマイペースの逃げを打てたのが2着と好走した要因。今回は2番手と絶好位を追走するも、道中は息の入らないハイペース。直線で早々と失速し16着と惨敗してしまった。前走はあくまでも恵まれてのもので、好メンバーの揃ったここで、1番人気に支持されるような馬でなかったのは結果からも明らか。オッズ的にも押し出された格好の1番人気なら、ここはバッサリ斬って妙味あり!!

馬連⇒18,210円、3連単⇒273,980円
（叩き2戦目の2番人気ゼットオーラが勝利。2着には13番人気スカイダン、4番人気フォローミーが3着と入線して、馬連万馬券、3連単は27万馬券と大波乱に!!危険な人気馬が消えた衝撃はやはり大きい…）

◆6月6日 中京11R 4歳上1000万下 ダ1700m
【!危険!】3番ウインパトリオット　牡4歳　浜中　栗・坂口大
1番人気(単勝3.8倍)→10着
1年ぶりの前走を勝利して、駒を進めてきたウインパトリオット。陣営の真意は「降級待ち」で、ここは「具合良さそうだから。とりあえず使ってみるか…」という程度の気がない出走。真の情報を全く知らない競馬ファンによって祭り上げられただけの1番人気、10着惨敗もここでは当然の結果。

3連単⇒164,140円
（小回り1700mはベストの3番人気メイショウタメトモが勝利。連闘の11番人気ホーマンクラフトが2着、6番人気トップコマチが3着と入線して、3連単は16万馬券）

危険な人気馬を見極めることにより、万馬券を獲れる確率が高くなるのは間違いない。
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堅実さが売りのスターリースカイに危険信号!?

6月6日(土) 中京6R　3歳500万下　芝1800m　発走13:15
【!危険!】スターリースカイ　牝3歳　柴原　栗・田中章博厩舎
　デビューから8戦して、1勝2着4回3着1回と抜群の安定感を誇るスターリースカイ。前走の未勝利では、好位追走から危なげなく抜け出し初勝利。これまでの詰めの甘さが嘘のような競馬っぷりで、一戦ごとに成長しているのは間違いない。そして迎える昇級初戦…堅実さが買われて人気を集めるようなら…。

　成績だけ見れば「抜群の安定感」と解釈してしまうが、所詮は未勝利クラスで積み上げたもの。強調材料としては、4戦目の未勝利で、後の忘れな草賞3着、スイートピーS2着とオープン特別で好走するサクラローズマリーの2着の実績はある。だが、楽々と差し切られて、コンマ4秒突き放さた内容からも、力の差は歴然だ。しかも、今年に入ってすでに7戦を消化。ここ2戦は勝ちに拘った渾身の仕上げで出走しており、上積みがあるかとなると甚だ疑問。それを物語るように、今週の最終追いでは、格下馬を相手にコンマ5秒遅れを取る体たらく…骨っぽい相手が揃った昇級初戦、危険な雰囲気を醸し出している…。

5月30日…消えた危険な人気馬の理由がここに…

◆5月30日(土) 東京5R 3歳未勝利　芝2300m
【!危!】17番ジターナ　牝3歳　横山典　美・奥平雅
2番人気(単勝5.3倍)→15着
稽古で好時計をマークし、デビュー戦では2番人気に支持されたが、結果はいいところなく15着と惨敗。手綱を取った吉田豊Jの「最後はスタミナ切れを起こしていた感じ。走法的には芝の方が向いていそう」という進言から今回は芝への挑戦。だが、11頭の少頭数という想定を見て、いきなり出走を決めたクチ。前走で1800mが長いと吉田豊Jがコメントしているにも関わらず、2300mに使っていることからも、ここは不向きの距離。また、レース当日は、20キロの大幅な馬体減、2番人気を信頼して買える馬ではない。

3連単⇒144,590円
(ブリンカー装着、芝でも実績ある4番人気ベルウッドローツェが5馬身差の圧勝。5番人気アサクサアミイゴが2着、7番人気セトウチサンダーが3着と入線して、3連単は14万馬券)

◆5月30日(土) 東京10R 鎌倉S　ダ1400m
【!危!】8番ハードランナー　牡5歳　後藤浩　美・阿部
2番人気(単勝4.3倍)→14着
「稽古は走らないタイプ」と陣営は話していたが、時計の出やすいポリトラックで、ラスト1F13秒3はあまりにも平凡。前走時と比較してモノ足りない動き、デキ自体は良くて平行線というのが妥当な評価。「道中はいい感じで競馬を進めていたんだけど、直線ではもう手応えが怪しかった…」とレース後の後藤浩J。ベストの条件で、最後の手応えがないのは、デキが本当でなかったことの表れ。ここは2番人気に支持されるほどの馬ではなかった。

馬連⇒29,480円、3連単⇒347,510円
(1番人気ワンダーポデリオが勝利。2着には12番人気ウォーターバロンが入線、3着は4番人気ノーリプライで、馬連、3連単ともに万馬券となった)

◆5月30日(土) 中京2R 3歳未勝利　ダ1000m
【!危!】9番ドンスピリタス　セ3歳　藤岡康　栗・崎山
1番人気(単勝2.5倍)→4着
2走前の福島1000mは、脚抜きの良い馬場となったのが好走した大きな要因。その時の走破時計は1分0秒3（やや重）と平凡で、今回のように良馬場で1分を切る時計勝負となると、終いが甘くなるのも当然のこと。しかも、今回の稽古でも終いの粘りがひと息で、前走時と何ら変わり身はなし。単勝2.5倍と断然の人気に支持されるような馬ではない。取消後の1戦も、中央場所で勝ち負けを演じていたメジロライダー。仕上がり良く3番人気であれば、妙味あり。

馬連⇒23,320円、3連単⇒1,837,540円
(取消後の一戦もキッチリ仕上がっていた3番人気メジロライダーが勝利。叩き2戦目で11番人気メイショウマーブルが変わり身を見せて2着。3着には12番人気バンダムヴィーヴォが入線して、馬連2万馬券、3連単は183万馬券と大荒れ!!)

◆5月30日(土) 中京12R 4歳上500万下　芝1200m
【!危!】12番ノーブルマン　牡4歳　藤岡佑　栗・藤岡健
1番人気(単勝2.0倍)→6着
叩きつつ確実に調子を上げていたノーブルマン。相手関係にも恵まれ、ベストの1200mなら勝ち負けなのだが…スタートで後手を踏んで流れに乗れず。大外から追い上げるも、小回りコースでは6着まで押し上げるのが精一杯だった。ただ、ここ数戦の内容から、500万で勝ち負けできる力を持っているのは明らかで、次走以降の巻き返しには警戒が必要。2番人気に支持されたスニーカーブルースは、約1年半ぶりの芝。芝で未勝利勝ちの実績はあるものの、「芝が良かったというより、メンバー、そして展開がうまくハマった感じ」というのが、当時手綱を取った福永Jの評価。ここは、2番人気を信頼して買えるような馬ではなかった。

3連単⇒169,610円
(6番人気マヤノクレナイが勝利。3番人気テーオーエンペラーが2着、5番人気ヴェンティが3着と入線して、3連単は16万馬券)

危険な人気馬を見極めることにより、万馬券を獲れる確率が高くなるのは間違いない。
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テイエムリュウジン 全てが嵌っての勝利

◆5月30日(土)　中京5R　3歳500万下　ダ1700m　発走12:40

【!危険!】テイエムリュウジン　牡3歳　国分恭　栗・五十嵐厩舎

　休養明け初戦は、仕上がり途上で7着と敗退。実戦を叩いた前走では、キッチリ変わり身を見せて勝利。「逃げた馬を見ながら、楽な手応えでレースが運べました。抜け出してからもしっかりと伸びてくれましたし、減量をうまく生かせました」と手綱を取った国分恭J。自厩舎の馬での初勝利だけに喜びもひとしおで「能力はある馬。ここでも期待してます」と国分恭Jは連勝を狙っているが……。

　前走は10頭立ての少頭数。スローの流れで全くの不利を受けずに番手での競馬ができたのが勝てた要因。最後の叩き合いを制したのも国分恭Jが言うように、減量の恩恵があってこそ。少頭数＋スローペース＋減量の恩恵という要素がうまく嵌ったのは事実だ。この勝利を挙げるのに8戦も要していることからも、昇級即通用という器でないのは明らかで、更にゲート難がある馬。稽古では頭を上げる気の悪さが出てきており、危険な匂いが漂っている。

　先行力が生きる平坦の中京替わり、再度減量の恩恵と好条件があったとしても、人気を信頼して買えるような馬ではない…。現段階では危険馬として名前が挙がっていることをお伝えしておこう。

危険な人気馬を知れば馬券は獲れる!!

◆5月23日(土) 東京2R　3歳未勝利　ダ1300m　発走10:40
【!危険!】9番アラートフォース　牡3歳　横山典　美・萩原
3番人気(単勝4.6倍)→7着
前走3着は脚抜きの良い馬場で、終始楽なペースで逃げられたのが要因。2着馬に3馬身半差突き放されており、すぐに勝ち負けできる馬かとなると「？」。道中のペースに大きく左右される馬で、3番人気に支持されるほど、ここでは信頼は置けず。1、2着には人気上位の馬が入線したが、3着に11番人気シンクロナイザーが入り、3連単は5万馬券。ジックリ脚を溜めることができれば、これくらい走ってもおかしくはない馬で、100mの距離延長、そして直線の長い東京替わりはプラスだった。

3連単⇒57,700円
(2番人気カシマチャンピオン、1番人気カフェマーシャル、11番人気シンクロナイザーの組み合わせで、3連単は5万馬券)

◆5月23日(土) 東京8R　4歳上500万下　芝1400m　発走14:01
【!危険!】3番トップオブマジック　牡4歳　内田博　美・伊藤伸
3番人気(単勝7.6倍)→9着
脚元に不安を抱えており、一戦一戦が勝負の馬。前走は1年5カ月ぶりの実戦でも好位追走から渋太く踏ん張り、勝ち馬からコンマ3秒差の7着。実戦を一度使った効果で具合は明らかに上昇しており、ここでも期待されたが…。最後の直線でゴチャつき、全く追えずじまい。手綱を取った内田博Jも「内枠がアダとなってしまった。もったいない競馬でした…」うな垂れるばかりだった。今回は、結果的に危険な人気馬となってしまったが、敗因は展開のアヤとハッキリしており、次走以降は警戒が必要。

馬連⇒16,630円、3連単⇒365,140円
(人気上位では、2番人気ダイワランスロットが追い込んで3着と入線するも、7番人気マイネルカーロが1着、10番人気エリモラフィーネが2着。馬連、3連単ともに大荒れとなった)

◆5月23日(土) 中京12R　4歳上500万下　芝2000m　発走16:40
【!危険!】10番シングルショット　牡4歳　国分恭　栗・五十嵐
1番人気(単勝2.3倍)→10着
使い込まれるごとにゲート難が顔を出しており、今回も例に漏れずスタートで後手を踏む形に。スタンド前では他馬に前に入られるロスがあり、直線で外々を回らされていては追い込みが届く訳もない。勝負どころでの反応があまりにも悪く、新潟遠征からの連闘という強行軍で、疲れがあったのは確か。3番人気ダークジャケットは、ゲート難のある馬で、アテにしづらいタイプ。仕上がりも水準で掲示板が精一杯というのが、今回の評価だった。

3連単⇒165,340円
(2番人気ヒシクローザーが中団からの差し切り。6番人気スズカスパークが2着、9番人気ウォーターセレネが3着に入線して、3連単は19万馬券)

◆5月23日(土) 新潟12R　米山特別　芝1200m　発走16:00
【!危険!】7番ユーチャリス　牝5歳　中舘　栗・藤岡健
2番人気(単勝5.3倍)→13着
前走では勝ち馬からコンマ2秒差の5着と逃げ粘り、復活を兆しを見せていたが…。「暖かくなって、だいぶ良くはなってきたけど、まだ本調子とはいかない。楽に行けてどこまで…といった感じ」というのが陣営の本音。「自分の競馬はできたし、もっと粘れてもいい馬なんだけど…。まだ本調子にはないってことでしょう」と手綱を取った中舘Jが、レース後にコメントしていることからも、いい頃のデキになかったのは明らか。

3連単⇒32,010円
(前走の福島で手綱を取った田中博Jが感触を掴んでいた4番人気ベストロケーションが勝利。6番人気マイネルコルベットが2着、3番人気クインズプレイヤーが3着して3連単は3万馬券)

危険な人気馬を見極めることにより、万馬券を獲れる確率が高くなるのは間違いない。
競馬には“情報”は必須。データでは分析できない馬の調子や、内部関係者の動向が、勝ち馬的中には重要なファクター。5月24日(日)の危険な人気馬はこちらで無料公開中!!