テイエムリュウジン 全てが嵌っての勝利

◆5月30日(土)　中京5R　3歳500万下　ダ1700m　発走12:40

【!危険!】テイエムリュウジン　牡3歳　国分恭　栗・五十嵐厩舎

　休養明け初戦は、仕上がり途上で7着と敗退。実戦を叩いた前走では、キッチリ変わり身を見せて勝利。「逃げた馬を見ながら、楽な手応えでレースが運べました。抜け出してからもしっかりと伸びてくれましたし、減量をうまく生かせました」と手綱を取った国分恭J。自厩舎の馬での初勝利だけに喜びもひとしおで「能力はある馬。ここでも期待してます」と国分恭Jは連勝を狙っているが……。

　前走は10頭立ての少頭数。スローの流れで全くの不利を受けずに番手での競馬ができたのが勝てた要因。最後の叩き合いを制したのも国分恭Jが言うように、減量の恩恵があってこそ。少頭数＋スローペース＋減量の恩恵という要素がうまく嵌ったのは事実だ。この勝利を挙げるのに8戦も要していることからも、昇級即通用という器でないのは明らかで、更にゲート難がある馬。稽古では頭を上げる気の悪さが出てきており、危険な匂いが漂っている。

　先行力が生きる平坦の中京替わり、再度減量の恩恵と好条件があったとしても、人気を信頼して買えるような馬ではない…。現段階では危険馬として名前が挙がっていることをお伝えしておこう。