「消えた危険な人気馬」の真相は!?

◆5月16日(土) 東京7R 4歳上500万下(ダ1600m)
【!危険!】4番エムアイティアラ　牝5歳　武士沢　美・佐々木亜
2番人気(単勝4.4倍)⇒10着
5カ月半ぶりの実戦となった前走は、脚抜きの良い馬場で前残りの展開となったものの、直線で鋭く追い込み3着と力のあるところを見せた。ここは叩き2戦目の上積みもあり、陣営も「得意の左回りなら」と色気あり。だが、レースでは後方追走から、サッパリ伸びず10着と惨敗。「1400mでいい競馬をしていた馬なのに、今日はマイルで終始押っつけ通し。体重が影響したとしか…」と手綱を取った武士沢Jも言うように、前走からプラス8キロと明らかに太め残り。しかも、実績のないマイル戦なら、バッサリ斬って妙味ありだった。

3連単⇒27,130円
(小島一→中舘と勝ち切れず。武豊で確勝を期してきた1番人気サニーラブカフェが勝利。2着には5番人気ハエヌキ、3着に4番人気シーガルサリーが入線して、3連単2万馬券に)

◆5月16日(土) 東京8R 4歳上500万下(ダ2100m)
【!危険!】8番マイネルアーバニタ　牡5歳　松岡　美・佐藤吉
1番人気(単勝3.9倍)⇒9着
この条件では力上位の馬だが、勝ち味に遅く、展開に注文がつくタイプ。今回のように、逃げたフェイクスパが残るようなスローの流れでは、上がり目はない。ジョッキー（石神J）が跨っての最終追いで時計は出て当然で、休みなく使われており、状態に関しては「平行線」が妥当な評価。3.9倍と完全に押し出された形の1番人気であれば、ここはバッサリ斬っての妙味あり。

馬連⇒14,130円、3連単⇒722,290円
(マイペースに持ち込んだ蛯名Jの好騎乗。8番人気フェイクスパが逃げ切り勝ち。2着には10番人気メイショウオニカゲ、3着に9番人気エアシャムスが入線して、馬連万券、3連単は72万馬券と大荒れ!!)

◆5月16日(土) 京都9R 葵S(芝1400m)
【!危険!】17番バンガロール　牡3歳　佐藤哲　栗・佐々木晶
3番人気(単勝7.5倍)⇒9着
6カ月ぶりとなった2走前の500万条件では、好位追走から直線抜け出す快勝劇。26キロと大幅に馬体が増えていたが、陣営曰く「成長分」とのことで、勝ちっぷりもそれを証明していた。だが、前走のマーガレットSではマイナス12キロ。「渋った馬場でスムーズさを欠いたのが敗因」と陣営は話していたものの、成長分が明らかに削られており、調整ミスだったのは隠しようのない事実。今回は2キロ戻していたものの「馬体も多少しか戻ってないし、正直、本調子とは言いがたい…」と陣営も弱気だった。

3連単⇒74,020円
(2番人気エイシンタイガーが善戦続きに終止符。5番人気レディルージュが2着、9番人気アグネスナチュラルが3着と入線して、3連単は9万馬券)

◆5月16日(土) 京都11R 鴨川特別(芝2000m)
【!危険!】8番タガノプルミエール　牝5歳　安藤勝　栗・松田博
3番人気(単勝5.2倍)⇒9着
爪を傷めて放牧へ出され、今回は約11カ月半ぶりの実戦。現級勝ちの実績はあるが、牝馬限定戦でのもの。牡馬相手で、11カ月半ぶりの休み明け、乗り込み本数が明らかに不足していたここは、3番人気に支持されるほどの馬ではなかった。6番人気センノカゼは、昇級初戦の前走で8着と敗れているが、着差はコンマ5秒と僅か。1Fの距離延長は歓迎で、この人気なら狙い目十分だった。

3連単⇒46,480円
(6番人気センノカゼが勝利、2番人気フサイチオフトラが、5番人気マイネトゥインクルが3着して、3連単は4万馬券)

◆5月16日(土) 新潟5R 3歳未勝利(芝1800m)
【!危険!】5番クリールエイト　牡3歳　石橋脩　美・相沢
1番人気(単勝2.9倍)⇒7着
ここ2戦の内容からも、未勝利では力上位の馬。万全を期して中2週の競馬で挑んできたが、7着と敗退して危険な人気馬となってしまった。ただ、今回は「内目を走っていた分、仕掛けが遅くなってしまった。これなら、外で自分のペースで走らせた方がマシだった」と石橋脩Jが話しているように、完全な乗りヘグリ。前2戦は出遅れ、折り合いを欠くなどスムーズさを欠いていた5番人気トーセンペトリュスが勝利。距離短縮はプラスで、3戦連続で騎乗する中舘Jも感触を掴んでおり、絶好の狙い目だった。

3連単⇒53,670円
(5番人気トーセンペトリュス、2番人気エルプレジデンテ、6番人気ドリームサンセールの組み合わせで、3連単は5万馬券)

◆5月16日(土) 新潟10R ゆきつばき賞(芝1200m)
【!危険!】1番人気タマモハーバー　牡3歳　石橋脩　美・清水英
1番人気(単勝3.8倍)⇒13着
「スタートして寄られて、ガツンとハミを噛んでしまった。本当はもう少し控える競馬をしたかったんだけど…こんなキツイ競馬では…」と手綱を取った石橋脩Jの敗戦の弁。前走では、スタートで後手を踏んでいるように、気難しさを持っている馬。完全に押し出された形の1番人気であれば、バッサリ斬って妙味ありだった。10番人気サンゴシックが波乱の使者に。ここ3戦は明らかに距離不向き。ひと息入れて、実績のあるスプリント戦なら巻き返して当然。

3連単⇒57,660円
(2番人気キューバンエイトが勝利。2着には4番人気チュアユーアップが入線、10番人気サンゴシックが波乱の使者となり、3連単は5万馬券に)

危険な人気馬を見極めることにより、万馬券を獲れる確率が高くなるのは間違いない。
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