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某競馬サイトの幹部が、毎週の出来事をお送りするブログ。馬券に直結する話もあり必見!!
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福田首相、突然の辞任表明。2代続けての首相の任期途中での退陣となり、政界が大きく動いている。ねじれ国会に翻弄され、自らの手で局面を打開しようとした衆院解散・総選挙も与党内で歓迎されない…これにより自身の政治気力を失い、ついに辞任なってしまった。一介の国の首相が、こうも簡単に辞任することができるのが、不思議でならない。まあ普段は、政治に全く無関心なのだが、あまりにもお粗末で言葉もない…。これから日本はどうなるのだろうか、不安でならない。

そんな中、競馬界にも動きが出た。夏競馬で試験的に導入されていた3連単の全レース発売が、秋以降も継続することが決定。前半8レースの売り上げは自体は伸び、馬券シェアも30%以上を占めているそうだが、前年比でJRAの売り上げは103%程度。微増程度で継続とは…であれば、3連単が発売された当初から、前半レースも発売すべきだったのではないか。なんとなく、競馬ファンに対する対応が後手後手になっているような気がしてならない…。まあ、我々にとっては今後も継続されるのは良いこと。前半レースの3連単は、これで万券?みたいなことが多々ある。しかも、馬券的には非常に読みやすい場合もあり、獲れる確率はグンと高くなる。皆さんも早起きして、午前のレースで3連単を買ってみてはいかがか。当サイトでは午前のレースを対象に、無料で公開しているものもあるので、是非ご利用して頂きたい。

そしてもうひとつ…フジヤマケンザンの馬主が、競走馬購入を持ち掛け、京都馬主協会の会員から、現金750万円を騙し取ったとして逮捕された。フジヤマケンザンと言えば、スパルタ調教で鍛え上げたミホノブルボンで皐月賞、ダービーの2冠を制した戸山為夫調教師の管理馬で、1993年に戸山氏が病死した後に、森秀行厩舎へと移籍。その後、フジヤマケンザンが8歳となった1995年、香港国際カップに挑戦し、ハクチカラ以来36年ぶりとなる日本調教馬による重賞制覇を成し遂げた。

フジヤマケンザン、ご存知の方も多いだろうが、実は伝説の血を受け継いだ馬だった。血統表に出てくる母ワカクモ…そう、オールドファンには懐かしいテンポイントの母。このワカクモの母クモワカは、1952年に発生した馬伝染性貧血(伝貧)の集団感染騒動に巻き込まれ、殺処分命令を受けた馬。寺山修司が「競馬界の岩窟王事件」と称している事件で、関係者が密かにかくまい、何とか血統を後世に残すことができた。これにより、前述のテンポイント、そしてフジヤマケンザンがターフで駆けることができたのだ。血のロマンを感じさせてくれる1頭である。

さて、本題に戻ろう。こういった事件が起きた場合、同馬主の持ち馬は走らないケースが多い。もちろん事件を配慮してのもの。“フジヤマ”の冠名で人気を背負いそうな馬がいれば、要警戒したい。

今週は新潟2歳S、そして小倉2歳Sが行われる。注目は新潟2歳Sの方。距離が1600mに変更されたことで、暮れの2歳GI、そしてクラシック戦線に直結することが多くなってきた。勝ち馬ももちろんだが、負けた馬も記憶しておきたい。長かった夏競馬も今週でいよいよ最後。さて、どんな結果が待っているのだろうか。

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