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某競馬サイトの幹部が、毎週の出来事をお送りするブログ。馬券に直結する話もあり必見!!
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 先週、何気にテレビを観ていたら、競馬の感動物語?みたいなヤツのランキングを放送していた。番組名は詳しく覚えていない。そのランキングで1位がトキノミノル、2位がライスシャワー、3位が…これも記憶にない。物忘れが激しい、のではないので悪しからず。何気に観ていただけなので…。

 トキノミノル、1950年代に活躍した名馬。戦績は10戦10勝。皐月賞、東京優駿の2冠を制し、その東京優駿優勝後の17日後に、破傷風で急死。その裏に隠されていた感動のドラマを放送していた。ここでは、その話は割愛させて頂く。東京競馬場のパドック裏に建立されている競走馬の銅像をご覧になられた方も多いだろう。その銅像こそ、トキノミノルなのだ。テレビを観ていて気づいたことだが、口取り写真の撮影中に、コース内に観衆がなだれ込んでいた。今では考えられないこと。不思議に思い当時のことを調査したところ、柵が破損したのが原因。柵が壊れるほどファンが一気になだれ込んだということだった。この光景を見て、「競馬の神様」と言われた故・大川慶次郎が「戦後の競馬は、ファンの競馬になったと感じた」と語っていたとか…。

 トキノミノルをリアルタイムで観ていた人間ではないので、「そうなんだ…」と関心したり、裏に隠されていたエピソードに思わず涙したり…。ギャンブルとしての一面だけがクローズアップされる競馬だが、たまには、こういった視点で観るのも良い。たまには涙するのも良い…。

 私が競走馬の話の中で一番感動したのは?と聞かれると、キーストンを挙げる。こちらは1960年代に活躍した名馬。通算成績は25戦18勝。東京優駿、弥生賞、京都杯などの重賞を勝利している。このキーストンの主戦は山本正司。調教師としても数々の名馬を手がけた名白楽だ。

 その感動の話とは…現役最後のレースとなった阪神大賞典。キーストンはいつものようにスタートから果敢に先手を奪い軽快に逃げる。4コーナー付近では後続に差を詰められたが、手応えは余裕。誰もが有終の美を飾ると思っていたのだが…直線でいざ追い出したその瞬間、突然前のめりになって落馬。騎乗していた山本正司はターフに投げ出され脳震盪を起こした。キーストンは「左前第一指関節完全脱臼」を発症、左前脚は皮一枚で繋がっている状態だったが、一歩、また一歩と山本正司の傍に近づき、鼻面を摺り寄せる。まるで山本正司の安否を気遣うように…。オールドファンなら、一度はこのVTRを観たことがあるだろう。まだ観たことがない方は是非一度観て欲しい。人間と馬にも深い絆がある、と思い知らされるはず。

 一昔前の競馬には、こんな感動の秘話が溢れている。闇に葬り去られていった裏話なども…。

 現在は新聞やテレビ、そしてインターネットを利用すれば、いろんな情報が無料で手に入る。だが、それでも表には出てこない、出せない話がある。その隠された情報を入手して、公開しているのがデンジャラスホースである。感動秘話…は、あまりないが、実になる話はたくさんあるので、皆さんも是非、馬券にご利用して頂きたい。

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